倫理・道徳というと。とかく私たちは「あの人が問題」「こうすべきだ」….、というように
相手に対して求めてしまいがちです。ところが相手は自分の思いどおりにはなりません。
自分のことを棚上げにして、相手にばかり変わることを求めてしまうことが多くあります。
人の欠点、短所は気になるが、自分のことはなかなか気づきません…。
年をとると、その傾向が強くなりますね(^^)
私たちは、互いに不完全な人間同士、互いにそれぞれ長所や短所を持っています。人の欠点や短所が気になりイライラする場面もありますが…人間関係の基本は相手を理解しようとする姿勢だと思います。
理解は、あら探し的な姿勢からは生まれません。自分の謙虚さがあって初めて成立するものだと思います。
英語の「理解」はアンダースタンド。文字通り『下に立つこと』。常に相手を尊重し、敬意と謙虚さをもって相手を認めて受け止め(受け入れる)ていく姿勢が大切ですね。
゛老いては子に従う”
他人に求める前に、自分の心を素直に見つめる習慣をつけたいものですね。